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2020.12.18

【海老名市綾瀬市新築コラムver.252】第1種換気と第3種換気システムの違い

海老名市や綾瀬市いで注文住宅を建てるにあたって気にするのはデザイン?間取り?耐震?断熱性?など様々なポイントがあります。どれも大切ですが、マイホームの快適さを保つ要素でとても重要なのが24時間換気システムです。デザインや間取りより換気は後回しにされがちですが、今回は24時間働いてくれる「換気システム」についてご紹介します。

換気システムとは?

海老名市や綾瀬市を含む日本のあらゆる建物は建築基準法によって常に計画的な換気を行うことが義務付けられています。換気システムとは、窓を開けずに換気装置を使って強制的に空気の入れ替えができる仕組みのことをさします。

キッチンのやトイレ、浴室、洗面室にある換気扇も局所的に換気(排気)を行う換気システムにあたります。
海老名市や綾瀬市の賃貸にお住いの方だとわかりやすいのが浴室についている24時間換気がわかりやすいかもしれません。

換気システムの導入が建築基準法によって定められている理由は、住宅の気密性が高まったことによって建材などから出るホルムアルデヒドやアセトアルデヒドといった化学物質がもととなるシックハウス症候群が社会問題となったためです。

このシックハウス症候群の対策として1時間で0.5回、つまり2時間で部屋全体の空気が入れ替わるよう計画的な換気システムの設置が義務となりました。また、室内の化学物質は年月が経てば減っていきますが、その他にも人間の吐き出す二酸化炭素や、一酸化炭素、ホコリや花粉などが室内に溜まるため換気が必要なのです。

2003年7月1日に建築基準法で定められて以降、海老名市や綾瀬市を含む日本の住宅には換気システムが導入されています。
さらに、計画的に換気を行い給気の時に外気をフィルターを通して取り込む方式を採用すれば花粉や塵をシャットアウトすることができます。花粉や塵の侵入を防ぐことによって室内を清潔に保ち空気を循環させることができるのです。また、換気によって家全体の空気を循環させることによって結露やカビの発生を抑え、家族の健康を守ることにつながります。

換気システムは全部で3種類

換気システムには第1種換気、第2種換気、第3種換気の全部で3種類があります。給気と排気をそれぞれ機械を使って行うか自然に行うかに違いがあります。

この3つの中で住宅に使われる換気システムは、第1種換気第3種換気です。

 

第1種換気システム

第1種換気は給気、排気ともに機械を使います。機械で強制的に換気をするため、空気の循環を管理する上では最も安定していると言えます。しかし、第3種換気より設備が複雑になり、機材も多いため導入にあたりコストが高いです。

第3種換気システム

第3種換気は排気を機械で行います。給気は自然に任せます。第1種換気よりも設置費用のイニシャルコスト、日々の電気代やメンテナンス費などのランニングコストともに抑えることができ、海老名市や綾瀬市にある住宅において最も一般的に使われている換気システムです。

注意点としては第1種換気より、住宅の気密が低い(隙間が多い)ので隙間から外気が入り込んでしまい、冷暖房費がかさんでしまいます。

第2種換気システム

第2種換気は給気を機械を使って行い、排気は自然に排気口からするというものです。機械的に空気を取り込むことによって外より室内の気圧が高くなるのでドアを開けた際などに外部から塵やホコリが入り込むのを防ぎ室内を清潔に保つことができます。この特性を生かし病院の無菌室や工場のクリーンルームなどに使われていることが多いです。

第2種換気は、気密の低い建物では室内の湿気を含んだ空気が壁内に入り込んで、冬の寒い時期にはそこで結露が発生してしまい、家を傷める原因となるため住宅で用いられることはあまりありません。

 

第1種換気と第3種換気を選ぶポイント

第1種換気がおすすめなケース

第1種換気は熱交換換気装置を備えることで、取り込んだ外気を室温に近づけ給気することが可能です。海老名市や綾瀬市でも住宅の換気による熱損失は30%と言われていて、せっかく断熱性を上げて外気の影響を受けにくい住宅にしても、換気で冷たい、または暑い外気が入ってきてしまいます。そこを熱損失の少ない熱交換換気にすることで、室温を快適に保ちエネルギーを無駄、すなわち光熱費を無駄にすることなく換気を行うことができます。海老名市や綾瀬市でも省エネ効果が期待できます。

また、給気の時にフィルターをを通すことで外気の花粉や塵などを取り除き新鮮で綺麗な空気を取り込むことが可能です。アレルギーの原因となる花粉や塵などが気になる方におすすめです。

第3種換気がおすすめなケース

第3種換気は第1種換気に比べ設備が簡単なため設置費用を抑えて導入することができます。さらにフィルターの掃除や交換といったメンテナンスにかかる費用や時間、換気ファンにかかる月々の電気代(ランニングコスト)がコストも抑えられます。

 

熱交換は第1種換気のメリット

第1種換気において利用できる熱交換換気装置。これには全熱交換と顕熱交換が選ぶことができます。全熱は温度、湿度の調整をしつつ換気が可能で、顕熱は温度のみ調整を行います。

どちらの換気システムを選ぶか迷われた場合は遠慮なく担当営業や設計士に質問することをおすすめします。どちらを選んでも大きな金額です。家は一生ものですので自分たちの生活スタイルや建てたい家を考慮して、後悔しないような選択をしてください。

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