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2025.10.31

【海老名市綾瀬市の注文住宅コラム】用途地域・建ぺい率・容積率とは?

これから海老名市や綾瀬市などで注文住宅やガレージハウス、平屋をご検討されている方にとって、最初に立ちはだかるのが「土地選び」です。

しかし、土地探しを進めていくと「用途地域」「建ぺい率」「容積率」など、聞き慣れない専門用語が次々と出てきます。

「土地が広ければその分、広い家を建てられる」そう思ってしまいがちですが、実はそうとは限りません。家を建てるには、その土地にどんな建物を建てていいか、どこまで建てられるかを定めたルールがあるのです。

今回は、海老名市・綾瀬市などで注文住宅を建てる際に必ず知っておきたい「用途地域」「建ぺい率」「容積率」について、わかりやすく解説します。

用途地域とは?

まず「用途地域(ようとちいき)」とは、都市計画法で定められた「土地の使い方のルール」です。

無秩序な開発を防ぎ、快適で安全な街づくりを行うために、市や県がエリアごとに指定しています。

①住居系地域(8種類)

  • 第一種・第二種低層住居専用地域
  • 第一種・第二種中高層住居専用地域
  • 第一種・第二種住居地域
  • 準住居地域
  • 田園住居地域

例えば海老名市では、駅周辺を中心に「第一種中高層住居専用地域」や「商業地域」に指定されたエリアが多く、マンションや複合施設の建設も活発に行われています。

再開発が進む海老名駅西口エリアでは、高層マンションや商業施設が並び、利便性と快適性を兼ね備えた都市型の住環境が形成されています。

一方、綾瀬市では「第一種中高層住居専用地域」が市域の約33%を占め、次いで「第一種住居地域」が約17.7%を占めています。※1

市全体としては落ち着いた住宅街が多く、間取りやデザインを自由に計画できる注文住宅に適した環境が整っています。

※1 参考サイト:綾瀬市公式サイト「用途地域の指定状況(都市計画課)」

②商業系地域(2種類)

  • 近隣商業地域
  • 商業地域

スーパーや飲食店、事務所などが多く立ち並ぶエリアです。

駅前や主要道路沿いなど、人が集まる場所に指定されています。

商業地域では住宅の建築も可能ですが、周囲の環境や騒音対策を考えた設計が重要になります。

③工業系地域(3種類)

  • 準工業地域
  • 工業地域
  • 工業専用地域

主に工場などの建築を想定した地域ですが、「準工業地域」では住宅を建てることも可能です。

このように、同じ県央エリアでも海老名市と綾瀬市では街の性格や建築の自由度が異なるため、「どんな暮らしをしたいか」を明確にしてエリアを選ぶことが大切です。

建ぺい率とは?

「建ぺい率(けんぺいりつ)」とは、敷地面積に対する建築面積(建物が地面に接する部分)の割合のこと。次の式で表されます。

建ぺい率 = 建築面積 ÷ 敷地面積 × 100

たとえば100㎡の土地に対して建ぺい率が60%なら、1階部分は最大60㎡まで建てられます。

建ぺい率は用途地域によって異なり、一般的な住宅地では40~60%、商業地では80%などと定められています。また、「角地」や「防火地域」など特定の条件を満たす場合は、建ぺい率の緩和が認められることもあります。

限られた土地面積でも、建ぺい率を意識した設計で採光や動線を工夫することが、快適な注文住宅づくりの鍵となります。

容積率とは?

「容積率(ようせきりつ)」とは、敷地面積に対する延べ床面積(建物の全階の合計面積)の割合を示します。

容積率 = 延床面積 ÷ 敷地面積 × 100

たとえば敷地100㎡ / 容積率200%なら、延床面積200㎡(2階建てで各階100㎡など)まで建てることが可能です。

ただし容積率は、前面道路の幅員によっても制限を受けます。
道路が狭いと、建てられる延床面積が小さくなることもあるため、土地購入前に必ず確認しましょう。

容積率をうまく活かすことで、コンパクトな土地でも広がりを感じる間取りや収納を取り入れた間取りなどを作ることが可能です。
スキップフロアや吹き抜けなど、デザイン性を高める工夫もおすすめです。

土地と建物をトータルで考える注文住宅づくり

「建ぺい率」「容積率」「用途地域」は、どれも建物の大きさ・高さ・使い方を決める大切なルールです。
これらを理解せずに土地を購入してしまうと、「思ったより家が小さくなる」「希望の間取りが入らない」といったトラブルにつながる可能性もあります。

エラボのいえ」では、海老名市・綾瀬市を中心に、土地探しから設計・施工までをトータルでサポートをしております。
地域の都市計画や法規制を熟知した担当者が、お客様の理想の暮らしに合わせた最適なプランをご提案します。

まとめ

用途地域・建ぺい率・容積率について、少し難しく感じるかもしれませんが、「どんな建物が建てられるか」「どのくらいの広さで暮らせるか」を決める大切な要素となります。

知ることで、後悔のない土地選びや、より自由度の高い設計計画につながります。

また、同じ海老名市や綾瀬市でも地域によって条件が異なるため、周辺環境や将来のまちづくり計画も含めて確認しておくことが大切です。

たとえば、駅周辺の商業エリアでは建ぺい率や容積率が高めに設定され、建物をより有効に活用できる一方、静かな住宅街では低く抑えられており、落ち着いた暮らしを守る役割を果たしています。

こうした制度の意味を理解することで、土地と建物のバランスを考えながら家づくりを進めることが、理想の暮らしへの近道となっていきます。

エラボのいえ」では、注文住宅平屋住宅ガレージハウス(RELIGO)の建築はもちろん、土地探しから建築プランのご提案まで、トータルでサポートを行っています。「何から始めればいいかわからない」「資金計画が不安」といったお悩みがありましたら、ぜひ一度「エラボのいえ」にご相談ください。理想の住まいづくりを全力でサポートいたします。

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