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2021.02.05
2023.07.02

【海老名市綾瀬市新築コラムver.258】用途地域で知る周辺の町並み

新築注文住宅を建てるために海老名市、綾瀬市の土地をお探しの方もいらっしゃると思います。土地探しをする上で、一つポイントとして見ていただきたいのが、「用途地域」です。用途地域を知ることで、住みたい土地の周辺について知ることができるからです。

用途地域とは?

まず、用途地域とは行政の方から都市計画法として定められた地域のことです。「この土地は、この用途のみで使用をしてください」ということです。用途地域に指定されていない土地もありますが、用途地域に指定されていないと、家の近くに工場がたったり、パチンコ店など街の景観関係なしにごちゃまぜの街になってしまいます。

また、計画的な住みやすい街づくりをしていることを都市計画区域となります。この都市計画区域は、土地の利用制限を行っているため、住居に対して良好な環境になるよう法律で規制をしています。このような制限がかけられている用途地域が13種類に分けられています。

13種類の用途地域

用途地域は「住居」「工業」「商業」の3つで区分をされています。

第1種低層住居地域

第1種低層住居地域は、高さ制限があり、10m~12mまでの規制があるため、マンションを建てることはできますが、3階建てくらいまでしか建てることができません。小規模な住宅、学校、店舗件住宅、事務所兼住宅、診療所などが建築可能ですが、店舗建住宅は、住宅ではない部分の床面積が50㎡以下と決められた業種といった条件が定められているため、とても小さい限定的な店舗しか建てることができません。そのため、買い物や飲食店などの買い物に不便を感じるかもしれません。しかし、ゆとりのある敷地のエリアとなるので、閑静な住宅になります。

第2種低層住居地域 (住宅)

第2種低層住居地域は、第1種低層住居専用地域と同じ用途に加えて、床面積150㎡以内の2階以内の店舗、飲食店やコンビニなどが建てることが可能です。そのため、生活面ではちょっとした買い物がしやすくなるので、生活面では少し便利になります。

第1種中高層住居地域 (住宅)

第1種中高層住居地域は、低層住居地域の用途に加えて、病院、大学、中規模の店舗や飲食店などが建築可能地域になります。業種によっては、2階以下の床面積500㎡以下の店舗や飲食店、スーパーマーケットを建築することが可能です。日常の買い物はしやすいですがオフィスビルなどは建てることはできません。マンションや集合住宅などの住宅や店舗が入っている活気のある住宅地になります。

第2種中高層住居地域 (住宅)

第2種中高層住居地域は、第1種中高層住居地域の用途に加えて、2階以下1500㎡までの店舗を建築することができます。中規模なオフィスを建てることも可能です。利便性が高い施設が建てられる地域なので、職場の近くに住むことができたりします。

第1種住居地域 (住宅)

第1種住居地域は、3000㎡までの店舗や事務所、ホテル、ゴルフの練習場、スケート場などが建築することができます。また、住居が主体の地域となるので、パチンコ屋やカラオケ店などは建築することが原則禁止されています。建物の床面積が第1種中高層住居地域よりも緩和されているため、大規模なマンションを建てることができます。

第2種住居地域 (住宅)

第2種住居地域は、第1種住居地域の用途に加えて、事務所、ホテル、パチンコ店やカラオケ店を建築することができます。

準住居地域 (住宅)

準住居地域は、第1種住居地域の用途に加えて、小規模な工場や自動車修理工場などを建築することができます。また、床面積200㎡以下であれば映画館、営業用倉庫を建築することもできます。住居関係の中では許容範囲が広い地域です。

田園居地域 (住宅)

田園居地域は、農業関連施設や農地と住宅が調和した良好な住環境を保護する地域になります。床面積500㎡以下であれば、農産物直売所や農家レストランなど農業を増進する店舗や飲食店であれば建築することができます。

近隣商業地域 (商業)

近隣商業地域は、スーパーマーケットや商店街など住民の日常品を供給する商業施設が建ち並ぶ地域になります。危険性が高い工場など以外は、さまざまな用途の建築をすることが可能です。

商業地域 (商業)

商業地域は、市街地の中心部となりオフィスが立ち並び、映画館や飲食店、百貨店などが集まる地域になります。ほとんどの用途の建物を建築することが可能になります。また、地価が高くなるため新築一戸建てを建てることは少ないですが、マンションや高層マンションなどが建築されます。

準工業地域 (工業)

準工業地域は、住環境の悪化がある工場や危険性の高い工場を建てることができません。それ以外であればほとんどの建築物を建てることができます。

工業地域 (工業)

工業地域は、公害の発生のおそれが大きい業種の工場の建築も建てることができる地域です。そのため、住宅や店舗を建てることが可能ですが、学校や病院などを建てることができません。また、工場の跡地に再開発によりマンションの建設や戸建ての分譲地になることがありますが、公害の発生のおそれが大きい工場なども建っていたり、工場を行き交うトラックの通りも多いです。

工業専用地域 (工業)

工業専用地域は、工場の利便性を増進する地域ですので、さまざまな工場を建設することが可能です。住宅や学校、病院などの建築をするこはできません。

気になる土地の用途市域を調べよう!

用途地域はさまざまな制限があるため、気になる土地やこれから購入予定の土地がどんな地域を目指しているのかがわかります。閑静な住宅街で子育てを楽しみたいという方は、第1種低層住居地域が当てはまります。もう少し日常生活に便利なスーパーマーケットが入っていたらいいなという方は、第1種中高層住居地域が当てはまります。その土地がどの用途地域に入っているかによって、生活していく上での周辺環境を知ることができます。また、実際に訪れて確認することも大切となってきますので、調べたあとは、足を運んで確認をしてみてください。用途地域を調べるには、ネット検索をすると行政の用途地域図を見ることが可能です。また、自治体に問合せをし、用途地域を調べてもらえるか相談をしてみましょう。

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