【海老名市綾瀬市新築コラムver．276】一戸建て購入のための６つのステップ！〜住宅ローン編〜

海老名市や綾瀬市で新築一戸建て注文住宅を購入するのに必要な住宅ローン。その仕組や公的機関のサポートをここでは把握していきましょう！

住宅ローンは避けて通れないポイントです。無理のない返済計画立てていきます。

1 海老名市綾瀬市の注文住宅｜住宅ローンにはどんなものがある？
2 住宅ローンの選び方｜プロの答え
3 海老名市綾瀬市の注文住宅｜金利以外も保証料・事務手数料などに注目

海老名市綾瀬市の注文住宅｜住宅ローンにはどんなものがある？

「固定」「変動」「選択」の中から住宅ローンを選びましょう

その１　全期間固定金利型

ローン完済まで金利が固定
安心だけど利率は最も高い

ローンを支払っている間は同じ金利で固定されるタイプ。
経済状況や社会情勢に左右されないから返済計画が立てやすい。最初に金利が決まるので借りるタイミングが重要。

その２　変動金利型

金利は半年ごとに見直し
最も利率が低く設定されている

社会情勢に合わせ、支払いの途中で住宅ローンの利率が変動する。
年に２回、４月と１０月に見直されることが多い。金利があがると利子も増え、返済額が増加するリスクがある。

その３　固定金利選択型

選択期間中は金利が固定
利率は固定と変動の中間

１年、３年、５年、１０年、２０年など選んだ期間だけ金利が固定されるタイプ。
期間が長いほど利率は高くなる。固定期間終了後、固定金利選択型が変動金利型か選べる。

低金利といわれる中でもネット銀行がよりお得

金利の低さで選ぶなら、ネット銀行が正解！

都市銀行よりも審査が厳しい、対面で担当者に相談できない、はじめに支払う手数料が高いなど、デメリットはありますが、今やネット銀行は無視できない存在。

都市銀行の中でも金利の低い「りそな銀行」の金利を下回ります。不動産や都市銀行などプロに相談する前にネット銀行という選択肢も頭に入れておくべきです。ネット銀行と都市銀行の比較をする場合は、事務手数料、保証料の金額もあわせて比較検討しましょう。

2021年7月の金利例　(金利はすべて年率)

住宅ローン窓口はいろいろなところにある

１．不動産会社ルート

不動産会社は金融機関と連携し、住宅ローンを用意していることが多い。
金利待遇などもあるが、ネット銀行の金利にはおよばなない。

２.　銀行ルート

自分がいくらの住宅ローンを借り入れできるか知りたい場合は銀行ルートを選ぼう。
平日に窓口に行けない場合は、土日の相談会を予約しよう。

３.　ネットルート

審査から申し込みまでオンライで完結する。ネット銀行のプランは手軽でお得なプランが多い。
ただし審査のハードルが高い。

不動産会社は金利の低い「変動金利型」をすすめて来る場合が多いが油断は禁物

「変動金利型」は適用金利が半年ごと、返済額が５年毎に見直されるものが多く、適用金利が上がると返済額もあがり、結果的に総返済額がほかの金利タイプより上がってしまうことがあり得るので油断が禁物！

収入や貯金に余裕のない人は、急に返済額があがると払いきれない可能性があります。特にお子様がいて、ローン返済以外にもお金がかかるご家庭では、固定金利型にしておいたほうが無難だといえます。不動産会社の言うまま借りるのではなく、自分の支払い能力を考慮して選ぶことが重要です。

住宅ローンの選び方｜プロの答え

□　それぞれの家庭で合うローンは異なる
□　リスクも考慮する

住宅ローン以外にも人生にはお金がかかる

人生に関わるお金の支払いは住宅だけではありません。将来、親の介護や子どもの教育などに予想外にお金がかかることもあります。変動金利型を選ぶなら、金利を上がった時のことを想定し、準備しておくことが大事。

海老名市綾瀬市の注文住宅｜金利以外も保証料・事務手数料などに注目

3000万円を35年ローンで借入れした場合

保証料

保証料とは、万が一ローン返済が滞ったときに、保険会社が一時的に支払いを行うためのもの。
これが不要の住宅ローンもあるのでよく調べてみましょう。

団体信用保険

ローン返済者の死亡、返済が困難になったときに、残高相当額の保険金は支払われる保険。保険料は年に１回、その時の残高に応じて支払う。

目先の金利ばかりに惑わされないように！

住宅ローンを選ぶ時によくある失敗は、「勧められるまま申し込みをしてしまう」というもの。

住宅ローンはわずかな金利や条件の差で結果が何百万円も違ってしまうため、慎重な検討が必要。どこの銀行で借りるかが大事です。住宅ローンには「固定」「変動」「選択」の３種類ありますが、実は銀行によって得意な型があり、金利が大きくかわります。自分の利用する金利タイプが決まったら、そのタイプが得意な金融機関を選ぶことが重要といえます。

金利以外の保証料や事務手数料は、上の表をみると金利だけならB銀行が安いが、団体信用生命保険料などを加えると、逆に高くなる。これは金利が比較的安い「フラット３５」に多いケース。

民間金融機関の場合、団体信用生命保険が強制加入で、保険料は返済額に含まれている。

目先の金利に惑わされると、結果的に損をすることもあるから、よく調べてから住宅ローンを組む銀行を決めましょう。