【海老名市綾瀬市新築コラム】注文住宅 変形地の特徴や注意点について
綾瀬市・海老名市にお住まいの方で、注文住宅やガレージハウスの土地探しをしている際、特殊な形状をしている売地を見かけた方はいませんか?または、人気エリアで見つけた土地が「変形地」だった!という経験をされた方はいませんか?
変形地は一般的な相場から大幅に安くなった価格で購入することが可能になり、得に予算が限られている方にとって狙い目な土地になります。最初から四角い・日当たりが良い・通風しやすい・望む立地にある土地は理想的ですが、変形地しか見つからなかった場合など、思い通りにいかないこともあるでしょう。
しかし、注文住宅で新築を建てる場合、決して諦める必要はありません。
今回は変形地の特徴や注意点ご紹介いたします。
変形地とは
変形地とは、一般的な四角形でない歪な形をした土地を指します。
一般的な分譲地(きれいな正方形、長方形)で見られるような整形された土地とは違い、三角形・台形・五角形・極端に長細い形などが多く見られますが、他にも様々な種類が存在します。
敷地内に高低差があり斜めに傾いている傾斜地や段差のある土地、上から見て旗のような形をした旗竿地も変形地の一種になります。
変形地の特徴
三角地
三角地とはその名のとおり、三角の土地のことを指します。
土地の二面が道路に面している場合、通風や採光を得やすい魅力があります。また、特徴的な土地なので個性的な注文住宅を建てることが可能です。現実的に設計の際、制限が出やすいことも少なくありませんが、土地に余裕があれば比較的自由に家を建てることができます。
傾斜地・段差のある土地
傾斜や段差をそのまま活かした設計で注文住宅を建てることができます。
また傾斜地・段差地は、盛土・切土を施工し土地の平坦な箇所を増やすことで注文住宅をさらに建設しやすくすることも可能になります。傾斜が気になる方は、掘り込みガレージを設置し気にならないようにするなど、注文住宅ならではの方法もあります。
旗竿地
道路に接している出入口部分が細長くなっており、その奥に正方形・長方形の敷地が繋がっている土地を指します。細長い部分は建築基準法によって「2m以上の接道が有ること」が定められているので、車の出入りは可能になります。
また、細長い土地から奥まった部分は整形地であることが多い為、注文住宅を建てる際、支障が出る事は少ないです。道路から奥まった敷地になるので、比較的騒音が少ない環境で過ごすことができます。
台形地
台形地といってもほぼ整形地に近い土地もあれば、短辺が極端に短いなど三角地に近い土地もあり、難易度の幅は広めになります。比較的整形地に近い台形地は意外と町中に多く、デッドスペースは面積があれば駐車場の設置や庭にしてウッドデッキを設置することも可能です。
細長い土地(うなぎの寝床)
奥行きのある長い土地と道路に面している間口が狭い特徴のある個性的な土地です。
長細い家は空間を広く見せるために一室空間にすることで、常識に囚われない斬新な間取りを可能にします。
変形地の価格帯
変形地は整形地と比較すると安価で手に入れることができます。
また、土地の安さに比例して都市計画税や固定資産税などのランニングコストも安くなり、毎年の税金負担が少なく済みます。ただし売却する際も安くなかなか買い手がつきにくいという可能性もあるので、購入する前に将来の資産価値には期待できないことを踏まえた上で検討しましょう。
変形地を購入する際の注意点
・一般的な間取り設計ができない可能性がある
面積に余裕がない土地は間取りに注意が必要になります。
変形地は建物の設計が複雑になるため、きれいな正方形・長方形で造られるような一般的な間取りやご自身が希望する間取りで家を建てられない可能性があります。
・デッドスペースが生まれやすい
変形地は敷地面積に対して、建築の有効面積の割合が小さくなるという特徴があります。容積率が高い土地であれば、三階建ての設計にするなど上に工夫を施すことが可能になります。
また、建物を建てられないデッドスペースをどう有効活用するかが変形地の家づくりにおいて大切なポイントになります。
まとめ
変形地をご検討の方は、特徴や注意点を踏まえた上で設計の段階からしっかりと計画を練りましょう。
どんな土地に新築を建てるにしても、建物の工夫次第で魅力的な土地になります。また、個性的で制約があるかもしれない土地だからこそ、注文住宅で建てることによってデメリットが解消し愛着が湧く家づくりができると思います。
「エラボのいえ」は注文住宅、ガレージハウス(レリゴ)や土地のご紹介から建物のご提案までトータルでサポートをしておりますので、悩んでいることや何から始めればいいのかわからないことがあれば、ぜひ「エラボのいえ」にお越しいただき、ご相談ください。
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