【海老名市綾瀬市新築コラム】ガレージハウスの固定資産税について
綾瀬市・海老名市にお住まいで注文住宅やガレージハウスをご検討されている方はいませんか?
注文住宅を建てた際、毎年欠かせないのが「固定資産税」の支払いです。
そして、注文住宅でガレージハウスを設けた場合、固定資産税に影響はあるのでしょうか?
今回はガレージハウスやガレージの固定資産税について紹介いたします。
固定資産税とは
土地(田畑・宅地・鉱泉地・池沼・山林・牧場・原野・雑種地)や、
建物(住宅・店舗・工場・倉庫・物置)には、「固定資産税」という税金が課されます。
またその所有者は、資産価値に応じた税金を納付する義務があります。
固定資産税の対象となる3つの条件
■土地定着性:基礎工事により土地(地面)に定着していることを指しています。
■外気分断性:屋根と3方向以上の周壁があり、外気が内部に入ってこない構造を指します。ガレージでシャッターを設けた際、閉めた状態だと外気が分断されるので建物として扱われます。
■用途性:その空間が明確な目的を持って存在していることを指します。
ガレージハウスは、「駐車する場所」などと用途を持って存在しているので用途性が認められます。
上記3つの条件を全て満たしていると判断された場合、ガレージは建物として評価され固定資産税の対象となります。
ガレージ種類別 固定資産税はかかる?かからない?
【固定資産税がかかる】
・ガレージハウス(ビルトインガレージ)
注文住宅で新築の際にガレージを1階に設けた場合、建物とされる3つの条件をすべて満たしているので固定資産税が課せられます。また、シャッターが付いていないガレージハウスでも、3方向の壁に囲われているため固定資産税が課される可能性があります。
・プレハブ小屋
コンクリートブロックの上に建築したプレハブ小屋は、一般的に土地への定着性がないと判断されます。
しかしガレージとして使うために基礎工事を行い、土地に固定するようにプレハブ小屋を建ててしまうと3つの条件が全て該当することになり固定資産税が課されます。また、電線などを通して使用していると間接的に土地への定着性があると判断されます。
【固定資産税がかからない】
・カーポート
カーポートは柱と屋根のみで構成されており、壁が無いので外気分断性を満たしていません。
そのため、建物とみなされず固定資産税が課されません。工事費やランニングコストに関して、ガレージハウスと比較するとカーポートのほうが安く済む場合もあります。
敷地面積や車の大きさに合わせて選ぶことも大切です。
・バイクガレージ(物置)
置くだけの基礎工事が不要なバイクガレージは外気分断性を満たしていたとしても土地への定着がないため固定資産税が課されません。ただし、プレハブ小屋同様に基礎工事を行うと土地への定着性が生まれるので課税対象になります。
建築段階でガレージの設置やガレージハウスの検討でお悩みの方は、ぜひエラボのいえにご相談ください。
年間の税額
固定資産税の税額は空間の広さだけでなく使用資材・土地の需要なども評価されて決まります。
固定資産税は「税額=課税標準額×税率(1.4%)」の計算方法で算出することができます。
課税標準額は神奈川の市町村から送付される「納税通知書」で確認が可能です。
まとめ
注文住宅の1階部分に駐車スペースを設置したガレージハウスは、ガレージ部分含め建物の条件を満たすため固定資産税が課されます。一方、壁がないなど条件を満たしていないガレージは課税対象外になります。駐車スペースの設置をご検討している方は固定資産税・費用なども考慮して、ご家族のスタイルやご自身に合うものを選ぶのが良いでしょう。
「エラボのいえ」は注文住宅、ガレージハウス(レリゴ)や土地のご紹介から建物のご提案までトータルでサポートをしておりますので、悩んでいることや何から始めればいいのかわからないことがあれば、ぜひ「エラボのいえ」にお越しいただき、ご相談ください。
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