【海老名市綾瀬市の注文住宅コラム】住宅ローンの審査時に注意すべきポイント6つ! その①

海老名市や綾瀬市などで注文住宅やガレージハウス、平屋をご検討中の皆さま、夢のマイホームを建てるためには、多くの方が住宅ローンを活用することになります。
特に、新築注文住宅をご検討されている方にとっては、土地の購入費用から建築費、付帯工事費など、まとまった資金が必要となるため、住宅ローンの審査を通過することが最初の大きなハードルとなります。
ただし、住宅ローンは誰でも簡単に借りられるものではありません。金融機関ごとに審査基準が異なり、少しの見落としで審査に落ちてしまうケースもあります。せっかく理想の注文住宅プランが固まってきたのに、住宅ローン審査が通らないという事態は避けたいですよね。
そこで今回は、海老名市や綾瀬市などで新築注文住宅をご検討されている方に向けて、住宅ローンの審査で注意すべき重要なポイントを6つご紹介いたします。
今回はその前半、3つの項目にフォーカスして解説いたします。
完済時年齢の上限に注意

まず確認しておきたいのが、完済時年齢です。多くの銀行では、申込時の年齢は20歳以上で、完済時年齢は75歳から80歳までに設定されているケースが一般的です。中には82歳まで可能という金融機関もありますが、多くは「80歳までに完済」が目安とされています。
この理由は、住宅ローンに付帯する団体信用生命保険(団信)の保障年齢にあります。団信は、万が一の際にローン残債を支払う仕組みで、住宅ローンの借り入れにおいてはほぼ必須です。しかし、この保険は原則として80歳までしか保障されていないため、80歳を超えてのローン設定はリスクが高くなるのです。
海老名市や綾瀬市などで長く暮らすことを前提にしている注文住宅の場合、将来のライフプランや老後の資金計画も視野に入れて、借入期間を無理のない年数に設定することが大切です。
勤続年数と職業の安定性も重要

次に重要なのが勤続年数です。住宅ローンの審査では、収入の多さよりも安定性が重視される傾向にあります。そのため、同じ会社にどれくらいの期間勤務しているかがチェックされるポイントになります。
一般的に、勤続3年以上が望ましいとされていますが、近年は1年以上でも審査が可能な銀行も増えてきました。また、正社員だけでなく、契約社員や派遣社員でも審査に通る可能性は十分あります。特に最近では、フリーランスや自営業者に対応した住宅ローンプランを設けている金融機関もあります。
とはいえ、自己資金の割合や返済比率(返済負担率)によっては審査結果に影響が出ることもあるため、事前に事前審査(仮審査)を受けてみることをおすすめします。エラボのいえでは無料で仮審査を行っております。
海老名市や綾瀬市などで注文住宅を建てる場合、土地の取得から建物の完成までのスケジュールを逆算して、早めに動き出すことが成功のカギとなります。
融資率と自己資金のバランスを見極める

3つ目のポイントは融資率です。これは、「土地+建物価格のうち、どれくらいの金額をローンで借りるか」という割合のことを指します。多くの金融機関では、融資率80〜110%の範囲でローン審査を行っています。
例えば、土地と建物で合計4,000万円の注文住宅を建てるとします。このうち3,200万円をローンで借りる場合、融資率は80%となります。融資率が高くなる(=自己資金が少ない)と、その分、金融機関が負うリスクも高くなるため、審査が厳しくなる傾向があります。
また、自己資金を多めに準備できる方が、月々の返済額を抑えることができるだけでなく、住宅ローン金利を優遇されやすくなるケースもあります。
一方、フルローン(融資率110%)の場合、諸費用を借りることで審査が厳しくなるだけでなく、金利が上がることもあるため注意が必要です。
■自己資金と借入額による月々の返済イメージ表(※金利0.7%、35年ローン)
総額(例) | 自己資金 | 借入額 | 月々の返済額(概算) | 融資率 | 備考 |
4,000万円 | 1,000万円 | 3,000万円 | 約80,556円 | 75% | 自己資金が多く審査に有利 |
4,000万円 | 500万円 | 3,500万円 | 約93,982円 | 87% | 一般的な水準、返済計画の目安 |
4,000万円 | 0円 | 4,000万円 | 約107,408円 | 100% | フルローンはやや審査が厳しくなる傾向 |
※元利均等返済・ボーナス払いなしで計算。実際の金利や返済条件により変動あり。
このように、自己資金の有無によって、毎月の返済額が1〜2万円以上変わってくることがわかります。
注文住宅では、建築中に発生する追加費用にも備える必要があるため、返済計画は慎重に立てることが大切です。
計画的な住宅ローン選びが大切
今回ご紹介した「完済時年齢」「勤続年数」「融資率」は、住宅ローンの審査において非常に重要な基本項目です。これらを踏まえた上で、無理のない資金計画を立てることが、大切です。
とくに注文住宅の場合、建売住宅と違い、間取りや仕様の自由度が高くなる一方で、予算オーバーになりやすいという特徴があります。住宅ローンの審査基準や金利、返済方法(元利均等返済・元金均等返済)を比較しながら、自分たちのライフスタイルに合ったローンを選ぶことが大切です。
次回のコラムでは、引き続き住宅ローン審査において見落とされがちな「返済負担率」「借入状況」「健康状態(団信の加入可否)」など、さらに重要な3つのチェックポイントについて詳しく解説していきます。
「エラボのいえ」では、注文住宅や平屋住宅、ガレージハウス(RELIGO)の建築はもちろん、土地探しから建築プランのご提案まで、トータルでサポートを行っています。「何から始めればいいかわからない」「資金計画が不安」といったお悩みがありましたら、ぜひ一度「エラボのいえ」にご相談ください。理想の住まいづくりを全力でサポートいたします。
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