【海老名市綾瀬市新築コラム】高気密高断熱住宅はエアコン1台で全館空調できるの?
海老名市・綾瀬市にお住まいで新築注文住宅やガレージハウスをご検討されている方はいませんか?
よく新築注文住宅をご検討されているお客様からのご質問で、「高気密高断熱住宅ならエアコン1台で過ごせるのでは?」と聞かれますが、一台のエアコンで新築注文住宅全体の室温を調整するには「条件」を満たす必要があります。
今回は、高気密高断熱住宅は本当にエアコン1台で全館空調できるのか解説いたします。
1台のエアコンで全館空調する2つの条件
上記2点が1台のエアコンのみで全館空調する条件になります。
第1種換気システム(給気・排気を機械で行う)等を導入している高性能な住宅であることが前提になりますが、壁やドア等、風を遮る物が増えれば増える程、空気の循環がしにくくなりエアコン効率も落ちてしまいます。
1台のエアコンで全館空調を叶えるためには、「壁やドアの少ないシンプルな間取り」を目指さなければなりません。
また、一台のエアコンで全館空調することが厳しく、個別でエアコンを設置した方が良い場合もあります。
機械等、熱を出す物がある部屋と日差し等で熱をため込みやすい部屋は熱がこもりやすく、室温が高くなる傾向があるため、注意しましょう。
エアコンを効率的に運転させる位置や高さ
基本的にエアコンは天井近くに取り付けることが多いですが、天井に近ければ近い程良いわけではありません。
なぜなら、エアコンは本体より3m以上下の空気を調整することができず、さらに本体より高い部分の空気も調整できないからです。
エアコンを効率的に運転させるには、下記3点を意識しましょう。
- 大きな窓(一番外気の影響を受けやすい場所)から離れた位置に設置すること
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新築注文住宅で大きな窓を取り付ける際は、そこが一番外気の影響を受けやすい場所なので、近くに設置してしまうと空調した風が窓からの熱で弱まってしまう恐れがあります。
- 天井や壁から5cm以上離れ、且つ床から1.8~2.4mの高さがある位置に設置すること
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エアコンは周りの空気を取り込み、温度調節した上で送り出しているため、周りに空間が無ければ十分な量の空気を取り込むことができず、効率的に部屋の空調ができなくなります。
- エアコンは部屋の壁の短辺側に設置すること(正方形の場合、壁の中心部に設置すること)
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エアコンの風が当たる面積を増やすことで、より短時間で効率的に部屋の温度を調整することが可能です。
まとめ
室温を一定に保つ性能に優れた高気密高断熱住宅は、繋がったシンプルな空間であればエアコン一台で新築注文住宅全体の温度を調節することが可能です。
ですが、お客様のご希望された新築注文住宅がシンプルではない場合を考えると、適切な場所に適切な台数のエアコンを設置することをおすすめいたします。
エアコンを効率的に運転させられるように打ち合わせ段階から配置に気を付け、新築注文住宅で生涯快適に過ごせるよう目指しましょう。
「エラボのいえ」は注文住宅、ガレージハウス(RELIGO)や土地のご紹介から建物のご提案までトータルでサポートをしておりますので、悩んでいることや何から始めればいいのかわからないことがあれば、ぜひ「エラボのいえ」にお越しいただき、ご相談ください。
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