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2022.03.11

【海老名市綾瀬市新築コラムver.312】日本の住宅が世界に比べて遅れている理由

海老名市や綾瀬市もそうですが、日本は衣食住のうち、「住」だけが世界の先進国に比べて、大きく立ち遅れています。

日本の全体の住宅をヨーロッパと比較すると、残念ながらとても低レベルであり、

アジアの中でも、韓国や中国に比べてハイレベルとは言えません。

キッチンや浴室、給湯器、トイレなどの設備の高効率化はある程度進んでいますが、

建物そのものの性能が低いために、生活に快適な温度レベルにするためにエアコンを使用すると、

電気代がかなり高額になります。

高断熱・高気密PRされている大手ハウスメーカーの住宅を含め

日本の多くの家は、先進国の標準的な家と比べてみると

「夏は暑くて、冬は寒い家」になってしまっているのです。

 

日本の住宅が世界に比べて遅れている理由

 

日本の住宅が世界に比べて遅れている理由は、住宅の断熱性や気密性が低く、

室内と室外の『熱の出入り』が多いことが原因です。

 

床、壁、天井の断熱性が低いばかりでなく、建物に隙間が多く気密性が低いため、

夏だと外の熱気、冬だと冷気が家の中入りやすいというわけです。

最近ではかなり改善されていますが、海老名市や綾瀬市を含め、

高断熱・高気密の高い住宅の普及率が低いのです。

エアコンでせっかく暖めたり冷やしたりした空気や熱が、建物の外皮から外にどんどん逃げる、

なので「夏は暑くて、冬は寒い家」になってしまっているのです。

その結果、冷暖房の費用もかさんでしまうという悲しい現状です。

 

日本の住宅はいつ世界基準に達するのか

 

日本の住宅の断熱性と気密性が世界レベルに比べて不十分なのは

国が定める住宅の省エネルギー基準が、常に「時代遅れ」のままになっていることが最大の理由です。

しかし、住宅の省エネ基準は改訂され

2016年には「建築物省エネ法」が成立しました。

ところが、この最新の法律の省エネ基準は、1999年の「次世代省エネ基準」と同レベルに据え置かれおり、

住宅を建てる時に義務化されていません。

ヨーロッパを含む先進国のレベルに達するまでは、まだまだ時間がかかると言えるでしょう。

 

そして、2025年にようやく「省エネ基準適合を義務付ける」などとした行程表が

国土交通省、経済産業省、環境省から発表されました。

「省エネ基準適合を義務付ける」予定というとです。

まだ「省エネ基準適合」は義務づけられていません。

 

住宅のエネルギー消費量が日本全体の3分の1になっている現状

 

1990年以降、産業部門と運輸部門では、効率化によって エネルギー消費量が減少しています。

しかし、個人の住宅を含む家庭部門のエネルギー消費量は増加傾向にあります。

日本のCO2(二酸化炭素)排出量を減らし、地球温暖化を防ぐためにも、

海老名市や綾瀬市を含む日本の住宅の省エネ化がかつてないほど求められています。

地震の多い日本では耐震基準は時代とともに改訂されてきました。

耐震性能という点では、日本の住宅は先進国の中でもトップレベルにあります。

 

住宅の省エネ性能についても、「省エネ基準適合」は義務づけによって同じくらいの水準になってほしいです。

そうすれば、日本の住宅はもっと安全で快適になり、体にも家計にも地球にもじ優しくなることでしょう。

 

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