海老名市や綾瀬市でマイホーム購入するとなると、ほとんどのご家庭が住宅ローンを組まれています。

新築戸建てを購入する前に住宅相談にきていただくのですが、昔と比べて今は共働きも世帯も多く、ご夫婦２人の収入を合わせて住宅ローンを組むケースも増えてきました。

今回は夫婦2人で組む住宅ローン、いわゆる「ペアローン」のご紹介したいと思います。海老名市や綾瀬市でペアローンを組む方法や注意点、「連帯債務」「連帯保証」の違いについても見ていきたいとおもいます。

海老名市や綾瀬市で
旦那様または奥様が「一人」で住宅ローンを組む場合

まず、海老名市や綾瀬市で住宅ローンを組む上で一番多いケースとして旦那様が一人で住宅ローンを組むケースから確認してみましょう。
共働きではない、旦那様1人の収入で住宅ローンを組める場合です。

住宅ローン組むときに注意したいのは、借入可能な金額と住宅ローン控除、そして団体信用生命保険の３つです。

■ 借入可能な金額 ■ 

旦那様が一人でローンを組む場合、借入可能な金額は原則として旦那様１人分の年収に基づいて審査されます。夫婦２人で借りるペアローンの借りれる額に比べて、借りられる金額は少なめになります。

■ 住宅ローン控除 ■ 

海老名市や綾瀬市にお住いで住宅ローンの年末残高によって所得税が減税される住宅ローン控除というものがあります。住宅ローンを借りた人が対象になります。旦那様１人で住宅ローンを借りた場合は、奥様が仕事をされていた場合、奥様の方の住宅ローン控除は利用できないことになります。

■ 団体信用生命保険  ■ 

海老名市や綾瀬市で、住宅ローンを借りた人、例えば旦那様が万が一死亡してしまった場合には、団体信用生命保険の保険金で借りていた住宅ローンが返済されます。住宅ローンを一人で借りてその人が亡くなった場合は保険金で全額が完済されるので、残された遺族はローンの心配をせずに住み続けることができます。

海老名市や綾瀬市で
夫婦２人それぞれで住宅ローンを組む場合

海老名市や綾瀬市にお住いで共働きの場合、夫婦がそれぞれで住宅ローンを借りることができます。２人とも同じ金融機関で借りることが前提になります。

そして夫婦それぞれの年収を基に審査されます。しかしローンが２つになると住宅ローン契約（金銭消費貸借契約）も別々になってしまい、手数料や保証料なども２人分かかってしまうので注意が必要です。

ローンを借りる人が２人になるので、住宅ローン控除も２人それぞれに受けることができます。借りる金額が増えれば、控除によって戻ってくる税金も増えます。ただし２人とも控除を受けるには住宅の名義を二人の共有にしておく必要があるので、住宅ローンの借入金額も含め、夫婦それぞれが出資した額の割合に応じて名義を分けておく必要があります。

海老名市や綾瀬市でペアローンを組む場合、団体信用生命保険は夫婦それぞれで加入することになります。またこのような話になって恐縮ですが、住宅ローンの返済中に夫婦のどちらかが死亡した場合、それぞれが借りていたローンだけが保険で完済され、もう一方が借りているローンはそのまま返済が続いていくことになります。

海老名市や綾瀬市で
ペアローンを組む場合の「連帯債務」と「連帯保証」

ペアローンの場合金融機関の審査を受け、１つの住宅ローンを借りる方法もあります。これを収入合算と呼び、一人分の収入で借りるよりも借入可能金額を増やすことが可能です。

収入合算はさらに「連帯債務」と「連帯保証」の２つのタイプに分けられます。

連帯債務とは

連帯債務は例えば旦那様１人が主たる債務者となり、奥様が連帯債務者となる形式のことです。夫婦２人が債務者として、住宅ローンの返済義務があります。また夫婦２人とも債務者なので、年収比率や住宅の持ち分割合に応じて住宅ローン控除を受けることができます。【フラット３５】で収入合算をする場合は夫婦２人の連帯債務となるのですが、民間金融機関の住宅ローンで連帯債務を選べるのは一部のみになっています。

連帯債務の場合、団体信用生命保険については、主たる債務者のみ、上の例でいうと旦那様のみが加入するのが原則です。その場合、またこのような話になってしまいますが、連帯保証人の奥様が死亡しても保険金が下りないので、旦那様（主たる債務者）は返済を続けなければならなくなります。

ただし、連帯債務のご夫婦の２人とも保険の対象となる「夫婦連生型」と呼ばれる団体信用生命保険に加入できるケースがあり、その場合は夫婦のどちらか一方が死亡すると保険金でローンの全額が完済されます。この夫婦連生型の団体信用生命保険は【フラット３５】を借りるときに利用できるほか、民間金融機関の住宅ローンでも利用できる場合があります。

連帯保証とは

連帯保証は例えば旦那様が債務者として借りた住宅ローンを、奥様が保証する形式のことを言います。
連帯保証人は債務者(旦那様)がなんらかの理由で住宅ローンを返済できなくなった場合に、その返済を肩代わりしなければならなくなります。ただし連帯保証人の奥様は債務者ではないので住宅ローン控除を受けることも、団体信用生命保険に加入することもできないので注意が必要です。

海老名市や綾瀬市で
夫婦で借りる場合の住宅ローンの比較

共働き夫婦が住宅ローンを借りる場合の選択肢は４つあります。しかし、どのタイプが適しているかは２人の働き方によって異なります。

例えばですが奥様がパート社員、または正社員であっても産休や育児休暇で収入が不安定になるケースも考えられます、無理にペアローンにしないのが無難かもしれません。