【海老名市綾瀬市新築コラムver.203】賃貸派?持ち家派?気になる生涯費用
あなたは賃貸派?持ち家派?
海老名市や綾瀬市にお住いの皆様の中でも家を買ったほうがいいのか。買わないほうがいいのか。タイトルにもある通り、世の中には賃貸派と持ち家派が存在します。家賃なんて捨て金と一緒なんだから早目に家を買いたい。そう思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。しかし賃貸派と持ち家派に別れるのにはどちらにもそれぞれのメリット・デメリットがあるからです。まず賃貸のメリットデメリットからみていきましょう。
賃貸のメリット
気軽に引っ越すことが可能
設備や建物を自分で修繕しなくても良い
固定資産税や住宅ローンを払う必要がない
賃貸のデメリット
家賃をずっと払い続ける
年金生活になると支払いが負担
高齢になると支払い面で転居できない場合がある
契約の更新で大きな金額がかかる
資産にならない
賃貸は、身軽であるというメリットがあります。勤務地が変わったり家族構成が変化しても、フットワークが軽く生活の場所やスタイルを変えることができます。さらに固定資産税や住宅ローンの利子はないので払う必要がありません。しかし、一生家賃を払い続けることになります。家賃に更新料が加わると、新築一戸建てや分譲マンションが買える額になっているものです。
例えばファミリーで月15万円かかる賃貸に住んでいるとして、年180万円。30年暮らし、2年ごとに更新料が家賃の一ヶ月分があかるとなると単純計算で「180万円×30年=5400万円で15万円×15回更新(30年の中で2年に1度更新料を支払う)=225万円となります。
家賃5400万円+更新料225万円で5625万円となります。新築一戸建てや分譲マンションを買っていれば資産となっていますが、賃貸の場合は5625万円支払って資産は0です。次に新築一戸建てや分譲マンションを購入した時のメリットとデメリットをみてみましょう。
持ち家のメリット
資産になる
家の質が良い
住宅ローンが終われば負担が金銭的な負担は軽減
インテリアや内装など自由
持ち家のデメリット
住宅設備を自分で修理を手配
引っ越しが気軽にできない
購入時の費用負担が大きい
持ち家のメリットは住宅の質の高さが挙げられます。現在の新築住宅は一定の耐震性や高気密・高断熱で省エネ性を備えることが基本で、安心で快適に健康的に住めることが一般的です。持ち家は自分の持ち物になります。お金はかかりますが自由にリフォームすることも可能です。そして壁に絵を取り付けたり天井から植物を吊るしたり壁にブラケット照明をつけたりとおしゃれなインテリアをより気軽に楽しむことができます。お金についてはやはり住宅ローンの返済が終わったあとの負担の軽さが大きなメリットです。「定年までに住宅ローンを返し終えれば、住居費としては固定資産税と修繕費(外壁塗装やお風呂や給湯器、トイレなどの水まわり設備の交換)ぐらいで済むので、老後のランニングコストは大幅に軽減されます。住宅ローンを35年返済で借りると老後まで返済が残る場合もありますが、途中で繰り上げ返済に変更したり支払いの調整することも可能です。そして持ち家の最大のメリットは資産になるということです。家賃はいくら払っても家が自分の資産になりませんが、持ち家ならいざというときに売ったり人に貸したりすることで、現金収入を得ることが可能です。また住宅購入にはおトクな税制度もあります。しかし、持ち家は賃貸とは違い、気軽に引越せないというデメリットが挙げられます。人気の高い土地にマイホームがあれば、ローンを払いながら人に賃貸として貸し、家賃収入を返済あてるということもできますし、家を売って住み替えることはできます。しかしそのためには費用や時間がかかります。賃貸と比べて引越しのハードルが高いのが難点です。通勤や環境などに多少の不満があっても我慢してライフスタイルを維持し続けるケースもあるでしょう。 「持ち家を売りたくても売れないケースもあります。そして地震や火災で建物が損傷した場合のコストはさらに大きくなります。そのために地震保険や火災保険に加入しますがある程度の出費は避けられないでしょう。金銭面では家を買うときに頭金や諸費用などの負担が大きい点も、賃貸と比べてデメリットでしょう。
賃貸派?持ち家派?気になる生涯費用
賃貸と持ち家の場合どのくらい生涯費用に違いがあるのでしょうか。30代の夫婦で仮定して算出してみましょう。
入居時の年齢:30歳夫婦・子供2歳
家賃:12万円(1から10年目)、15万円(11から20年目)、13万円(21から50年目)
入居時費用:家賃3ヶ月分
更新料:2年に1度、家賃の1ヶ月分
<50年間賃貸に住んだ時の総額>
家賃:7920万円
費用・更新料:410万円
合計:8330万円
入居時の年齢:30歳夫婦・子供2歳
住宅価格:4000万円(新築マンション)
住宅ローン:借入額3500万円、金利1.4%(固定金利)、35年返済、毎月返済額105,458円
入居時費用:頭金 500万円+住宅価格の3%+修繕積立金30万円
入居後費用(固定資産税):1850万円
リフォーム費用:700万円
<50年間持家に住んだ時の総額>
入居時費用:650万円
住宅ローン返済:4430万円
入居後費用:1850万円
リフォーム費用:700万円
合計7630万円
シミュレーションでは賃貸よりも持ち家のほうがトータルの住居費700万円安くなりました。金額の差は家賃や住宅価格によって左右されるのであまり重要ではありません。賃貸と持ち家の差を考えるときには、住居費のかかり方の違いに着目すべきです。賃貸は引越しによる負担の変化はありますが、金額の変動は緩やかです。一方、持ち家は住宅購入時やリフォーム時に多額の一時金が発生しますが、住宅ローン完済後は負担が軽くなり、この期間が長くなるほど賃貸との負担の差が大きく広がることになります。人生100年時代です。働ける年数と定年後100歳までの年数はさほど変わりありません。働けなくなった時に大切な家族とどう過ごすかを20代から30代で考えなければなりませんね。
賃貸派か持家派か、海老名や綾瀬にお住いでどちらか悩んでいるという方お気軽に「エラボのいえ」にお問い合わせください。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
イベント情報
【WEB限定】地震大国日本において必見のお家づくり耐震性能説明会
■会場:株式会社 秀建 海老名西口ショールーム(神奈川県海老名市扇町12-15)
■開催期間:2020.01.13(月) 〜 2020.01.19(日)
■イベント時間: 10:00~17:00
イベントの詳しい内容はこちらをクリック!!
イベント情報:https://erabonoie.com/event/
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
記事一覧へ戻る-
2024.11.22
-
2024.11.18
-
2024.11.15
-
2024.11.11
-
2024.11.08
- 2024年11月 (8)
- 2024年10月 (10)
- 2024年9月 (9)
- 2024年8月 (12)
- 2024年7月 (11)
- 2024年6月 (10)
- 2024年5月 (12)
- 2024年4月 (8)
- 2024年3月 (10)
- 2024年2月 (7)
- 2024年1月 (9)
- 2023年12月 (9)
- 2023年11月 (5)
- 2023年10月 (10)
- 2023年9月 (6)
- 2023年8月 (5)
- 2023年7月 (10)
- 2023年6月 (3)
- 2023年5月 (4)
- 2023年4月 (4)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (2)
- 2023年1月 (2)
- 2022年12月 (4)
- 2022年10月 (1)
- 2022年9月 (1)
- 2022年8月 (3)
- 2022年7月 (3)
- 2022年6月 (4)
- 2022年5月 (1)
- 2022年4月 (4)
- 2022年3月 (6)
- 2022年2月 (6)
- 2022年1月 (4)
- 2021年12月 (7)
- 2021年11月 (5)
- 2021年10月 (10)
- 2021年9月 (5)
- 2021年8月 (6)
- 2021年7月 (7)
- 2021年6月 (4)
- 2021年5月 (5)
- 2021年4月 (6)
- 2021年3月 (4)
- 2021年2月 (4)
- 2021年1月 (4)
- 2020年12月 (5)
- 2020年11月 (6)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (9)
- 2020年8月 (7)
- 2020年7月 (8)
- 2020年6月 (8)
- 2020年5月 (6)
- 2020年4月 (4)
- 2020年3月 (6)
- 2020年2月 (3)
- 2020年1月 (4)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (6)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (4)
- 2019年8月 (7)
- 2019年7月 (1)
- 2019年6月 (3)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (4)
- 2019年2月 (1)
- 2019年1月 (6)
- 2018年12月 (4)
- 2018年11月 (2)
- 2018年10月 (1)
- 2018年9月 (1)
- 2018年8月 (2)
- 2018年7月 (1)
- 2018年6月 (5)
- 2018年5月 (3)
- 2018年4月 (3)
- 2018年3月 (3)
- 2017年11月 (1)
- 2017年9月 (1)
- 2017年8月 (3)
- 2017年7月 (23)
- 2017年6月 (22)
- 2017年5月 (20)