【海老名市綾瀬市新築コラム】畳(和室)を作るメリット・デメリットから施工事例
海老名市・綾瀬市にお住まいの方で、和室(畳)を使った新築・注文住宅をご検討の方はいませんか?
日本では家の間取りを決める際に、昔から親しんだ温かみある畳を取り入れるかどうか悩む方が多いそうです。
今回は、畳のある暮らしのイメージ(メリット・デメリット)から実際にお客様にご採用頂きました施工事例をご紹介します。
畳のイメージ(メリットとデメリット)
昔から日本人にとても自然に慣れ親しんだ畳のお部屋について、皆様はどのようなイメージを持たれていますでしょうか。注文住宅で畳を採用するうえのメリットとデメリットがあり、それぞれを比較して魅力的な機能を見ていきたいと思います。
■メリット
・癒し〜リラックス効果がある
畳の独特な香りは、い草という主材料から出ています。い草には、森の香りの源であるフィトンチッドという芳香成分が含まれており、市販品では主に消臭スプレー・空気清浄機などに使用されています。気分をリラックスさせて集中力アップ・安眠・ストレス解消など、お家で森林浴のような効果が味わえます。
・柔らかさがあり、体・足に優しい
畳には程よい柔らかさがあり、フローリングなどの板張りの床材と比べて転倒したときもケガをしにくいのが特徴です。お子様やご年配の方にも安心です。座り心地や寝心地・足触りを求める方には、畳独自の柔らかさはとても魅力的でしょう。
・吸水性・吸臭性・断熱性・防音性に優れている
畳に使用されている「い草」には、水を吸い込んだり放出したりする調湿作用があります。
湿度が高くなると水分を吸収し、湿度が低くなると中の水分を放出するため、常にお部屋を快適な湿度に保つことができます。断熱性にも優れ、夏は涼しく・冬はあたたかい。高温多湿な日本で畳はおすすめです。
他にも畳には、タバコ臭・ペット臭などの臭い成分を吸着し和らげる効果や、お部屋内の音を吸収する防音効果があります。
■デメリット
・定期メンテナンスが必要
畳はフローリングと比べて痛みやすく、定期的に張り替えが必要です。主に畳のメンテナンスの要因には、日焼け・カビ・臭い・重たい物を置いたあとの傷・経年劣化などが挙げられます。
フローリングと比べると畳は一般的に張り替え頻度が増しますが、定期的にご自身でもお手入れをすることにより、長持ちをさせることができます。雑巾掛け・掃除機・湿気対策グッズ(除湿シート)の設置・天日干しなどを行い、日々畳のことをちょっと気にかけて見ましょう。
張り替えにより新調した畳のお部屋は香りがよく、常時リラックス空間を堪能することが可能です。
・ダニやカビの繁殖に注意
畳の主材料の「い草」は調湿作用で常に湿気を吸収していますが、吸収できる湿気の量には限界があります。特に湿気の多くなる梅雨時期は、畳の水分放出よりも吸収のほうが多くなり、畳内の水分量が増えるためカビやダニが発生しやすくなります。
日当たりの良い南側に畳を設置する・常にお部屋の換気をする・除湿機を設置するなどが対策として有効です。
注文住宅でお部屋に畳を採用するシーン
畳と生活するシーンを集めてみました。部分的に畳スペースを作ったり、一室丸ごと和室の間取を採用してみたり、どういったシーンで畳を使用してみたいか考えるのはとても楽しいですね。家族やご友人と一緒に楽しく過ごす日々を想像できましたら幸いです。
・客間として利用できる和室
お部屋全体が和室の場合、お客様がいらっしゃった時のおもてなしのお部屋として使用ができます。お食事や布団を敷いて寝室としても使用ができたり、洋室にはないお部屋の使い分けができるのがポイントです。
<おすすめの間取サイズ> 4.5畳・6畳・8畳
・お昼寝などのくつろぎスペース
フローリングの上に横になると硬いため身体が痛くなりやすいですが、畳の上は柔らかくてそのまま昼寝することができます。いつでも気軽にゴロンとなれるスペースがあるといいですね。
<注文住宅でおすすめの間取サイズ> 3畳・4畳・4.5畳・6畳・8畳
・お子様の遊び場・家事スペース
リビングやキッチンの隣に畳スペースを併設をすると、小さいお子様を遊ばせている近くで家事をすることができます。洗い物などの家事をしつつ、ゴロゴロっと畳の上で遊ぶお子様の様子を確認することができ、とても安心です。アイロンがけスペースにもおすすめです。
床続きのフラットタイプの畳スペースなら移動もスムーズです。
<注文住宅でおすすめの畳スペースサイズ> 3畳・4畳
・セカンドリビングでお洒落に
リビングの一角を畳コーナーにすることにより、部分的にモダンな和スペースが作れます。
畳を小上がりにすることでお洒落に、琉球畳を取り入れた掘りごたつなどもお楽しみいただけます。個性的な趣味を満喫できるお部屋になりそうですね。
<注文住宅でおすすめの畳スペースサイズ> 4.5畳・6畳
・荷物の隠し場
急な来客があった際の荷物の置き場としても活躍します。部屋にたくさんの荷物を預けても、扉(襖)の仕切りにより隠すことができ、スマートにお客様を通すことができます。
<注文住宅でおすすめの間取サイズ> 4.5畳・6畳
畳の種類はどういったものがある?
注文住宅の畳の種類は主に2種類に分かれます。
・縁(へり)あり畳
和室の間で昔から住宅に普及している、畳の両端に縁がある畳です。
畳の手触りはつるつるとしています。
原料:イグサ科(い草)
・琉球畳(りゅうきゅうたたみ)
両端に縁がないすっきりとした畳です。スタイリッシュ・モダンな空間が作れます。琉球畳は最初はざらざらとした手触りですが、数年かけて柔らかい質感に変化をしていきます。形も正方形から一畳まであり、組み合わせによりお洒落な和室を楽しむことができます。
原料:カヤツリグサ科(七島い)
畳を活用した施工事例
エラボのいえの注文住宅では、実際に住まいを建てられましたお客様のお部屋を施工事例としてご紹介しております。畳のある家づくりの参考になりましたら幸いです。
・家族の寛ぎ場所がある、モノトーンのモダンなお家
https://erabonoie.com/works/58.html
モダンな空間の畳コーナーでは、琉球畳をご紹介しております。
・青空に映えるオレンジ外壁のかわいいお家
https://erabonoie.com/works/29.html
小さなお子様とも共有できるくつろぎの畳スペースコーナーでは、小上がりタイプの畳コーナーをご紹介しております。
まとめ
畳のある暮らしをイメージから実例まで幅広くご紹介いたしました。
注文住宅で和室を間取りに取り入れる際は、将来どのように使っていきたいか計画的に検討したいものです。ご家族のライフスタイルに合った家づくりのお手伝いをいたします。
ぜひ「エラボのいえ」にお越しいただき、ご相談ください。
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