【海老名市綾瀬市新築コラムver．272】４人家族で平屋｜土地は何坪必要？

 ４人家族で平屋｜土地は何坪必要？

 建ぺい率を考えると、50坪以上の敷地が必要になります。

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。防火の対策上と住環境配慮目的があり、法律で規制されています。

「平屋」が人気の理由

平屋とは1階建のみの家のことです。すべての空間がワンフロアに収まっていて、上下移動の必要がありません。マンションに昔からお住まいの方は１フロアになれているので、平屋を希望される方がわりと、多い気がします。平屋を２階建ての住宅と比べると柔軟なつくりにすることが可能で、コの字型やロの字型にして中庭をつくるケースもあります。

近年、平屋に人気が集まる理由にはどのような背景があるのかご紹介します。

・マンションと戸建てのメリットを併せ持っている
・階段がないので、住む人のライフステージが変わっても無理なく暮らし続けることができる

一生住みたい家、あとで改装やリフォーム、バリアフリー化をなるべくしないよう、平屋を選ぶ30代のご夫婦が増えています。

２階がないので、敷地の上の空間を利用して開放的なマイホームをつくることもできますし、自然光を天井から家全体に取り入れることも可能です。１階部分しかないので間取りも制限されてしまうのでは？　と思うかもしれませんが、階段のスペースが必要ない分、無駄のない間取りにできるというメリットもあります。平屋だからこそかなうことがたくさあるのです。

平屋のメリットとデメリット

平屋のメリット

平屋のメリットご紹介していきます。

ワンフロアでバリアフリー住宅にできる
マンションと一緒で、すべての部屋がワンフロアになっているのが平屋の特長です。2階への移動がなく、小さなお子さんや高齢者にも優しいバリアフリー設計が可能となります。

時短の家事動線をつくることができる
1階と2階上下移動の必要がない平屋では、効率良い家事動線をつくることができます。買い物の荷物を上階に運ぶ必要も、1階で選択をして2

階のバルコニーに洗濯を干しに行く必要もありません。

家族のコミュニケーションが増える
１フロアの暮らしのため、自然と家族のコミュニケーションが増えます。2階建ての場合は、リビングイン階段にしない限り、帰宅したお子様が誰にも合わずに、お部屋に行ってしまうという、思春期の少し悲しい体験が必ずあります。
声をかければすぐに気づける家族の距離感は、家族全員の安心にもつながるはずです。

屋根の形状に合わせて天井を高くできる
２階がないので部屋の天井を屋根の形に合わせて高くつくることができます。家全体を開放感のある空間にすることができま可能です。縦空間の広がりを利用して大きな照明器具を取りつけて、個性的なインテリアにすることもできます。

自然を感じながら暮らすことができる
２階がない分、設計の自由度が高く、家の形をコの字型やロの字型にして庭を囲むよう回廊をつくり中庭に植栽を植えて自然と常にふれあえる生活スタイルにすることもできます。また、リビングダイニングとひと続きウッドデッキスを設けるなど、外と家の中につながりを持たせた間取りも人気です。

ワンちゃんや猫ちゃんを飼っている人にもおすすめ
ワンちゃんや猫ちゃんと暮らしている方にも平屋建てならではのワンフロアのメリットは大きく、段差の少ない平屋はワンちゃんにとっても暮らしやすく、天井を高くできるのは猫ちゃんにとってもキャットウォークが設置しやすかったり、とても暮らしやすい環境です。

ライフステージの変化に対応しやすい
海老名市や綾瀬市の多くの一戸建てが家の2階部分を子ども部屋にしています。お子さまが、進学したり、結婚したり、家を離れたあとは２階は物置状態になってしまいます。さらに年齢を重ねると、階段の上り下りは転倒するリスクがあるので、ますます使用しなくなってしまうのです。平屋の場合すべての部屋がワンフロアに集まっているので、将来、高齢になり足腰に不安が出てきても、空き部屋を有効的かつ安全に使うことができます。車椅子を使用することになっても、平屋のほうが、生活しやすいことは明らかです。

リフォーム改修費を抑えることができる
１階部分しかない平屋は、２階〜３階建てに比べて高所の修繕作業がないので、外壁塗装や屋根補修のときに足場の数が少ないため、リフォーム費用を低コストに抑えることができます。30年以上の長期で見ると数十万円のコストカットを見込めます。

自然災害に強い
地震や台風などの暴雨によるダメージは住宅の高さが高くなるほど揺れやすいので、平屋は災害による被害を受けにくいと言われています。もともと自然災害が多い日本に適した家のつくりとして古くからあったもの、そのためと言えるでしょう。

大きな屋根を利用して太陽光発電ができる
建物面積分はすべて屋根がつくので、２階建てより平屋のほうが大きな屋根になります。大きな屋根を利用して、太陽光発電パネルを搭載することができます。省エネにもなり、蓄電池を備えればつくった電気を蓄電して、夜間に使用したり、災害時の停電のときに使うことができるにでとても便利です。高さが２階建てより低いので、設置やメンテナンスがしやすいこともメリットです。

平屋のデメリット

広い敷地が必要
海老名市や綾瀬市でも住宅を建てる時には、用途地域によって敷地面積に対する建ぺい率や容積率が定められていて、その範囲の中でしか建物を建てることができません。平屋は２階がない分、ほしい広さを確保するには十分な敷地が必要になります。
４人家族だと、建物は３０坪は必要なので建ぺい率が５０％の地域の場合６０坪以上の土地を購入しなければなりません。

建物の坪単価が高くなりやすい
２階建ての新築一戸建て注文住宅と比べると基礎部分や屋根の面積が大きい平屋は、１坪あたりの工事費や材料費、いわゆる建物の坪単価が高くなる傾向があります。広い土地、高い建物、これれが「憧れの平屋」となる由縁です。
しかし、平屋では階段室や廊下のスペースが必要ないので、無駄なスペースを無くすことができて、建築工事費で比較すると２階建てよりも安くなるケースが多くあります。

日当たり問題
平屋は中央に配置されている部屋に日光を取り入れるのが難しいです、この問題を緩和するため、コの字型やロの字型の間取りを採用する場合があります。また、周辺が２階建てや３階建ての住宅に囲まれているエリアだと、１階建ての平屋は、どうしても採光を確保するのが難しくなります。

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海老名市の平屋住宅
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