【海老名市綾瀬市新築コラムver．241】耐震等級3は当たり前！数値を基準に工務店を選ぶ方法を解説

海老名市や綾瀬市で注文住宅をご検討中の方は、何を基準にハウスメーカーや工務店を選びますか？
「デザイン？」「建物の性能？」「ブランド？」「担当者？」この他にも選ぶ基準があると思います。

今回は建物の性能を基準に会社選びをしている方に向けて、各社で比較できる数値についてご紹介します。

海老名市綾瀬市で家をたてるには｜耐震等級を確認しよう

近年南海トラフ地震の発生が心配されています。もし、地震が発生した場合は海老名市も大きな被害をうけることが予想されます。大きな地震がくると知っていて、対策をしない人は少ないでしょう。

耐震の目安として表示されているのが、「耐震等級」という基準です。

まず「耐震等級」とはなにか見ていきましょう。

●耐震等級とは

耐震等級は、地震に対する建物の強度を示す指標のひとつです。
耐震等級は3段階に分かれていて、耐震等級3が最高ランクの耐震性を誇ります。耐震等級というのは、地震で建物が崩壊しないように、地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表示したものになっています。

では耐震等級1〜3は、どのような基準をもとに設けられたものなの見ていきましょう。

 

●耐震等級1

建築基準法で定められた、建物に備わっているべき最低限の耐震性能を満たしていることを示すもので、震度6強から震度7に相当する、数百年に一度起こる大地震に耐えうる強度を持つように構造計算されています。

●耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の倍率の耐震強度があることを示しています。「長期優良住宅」として認定されるには、耐震等級2以上の強度を持たねばなりません。災害時の避難場所として指定される学校や病院・警察などの公共施設は、必ず耐震等級2以上の強度を持つことを定められています。

●耐震等級3

耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。耐震等級の中で最も高いレベルです。災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署などは、その多くが耐震等級3で建設されています。

 

最近では多くの新築住宅の耐震等級3 が標準化してきています。耐震等級3を掲げてなくても、「建物はしっかりしてますので地震で倒壊することはありません」営業スタッフは地震をもって説明してきますが、数値がある以上、最高の耐震等級である「耐震等級3」の建物を建築できる海老名市の工務店やハウスメーカーを選びましょう。

 

海老名市で気密性・断熱性の高い家を建てるなら「C値」「Q値」「Ua値」「ηAC値」「ηAH値」を確認しよう

お家の性能を示す「C値・Q値・Ua値・ηAC値・ηAH値」英語がたくさんありますね。これはいったい何なのでしょうか。

まずはじめにこの値の言葉の意味から、考えていきましょう！

C値＝相当すき間面積

C値は「どれくらい家にすき間があるのか」を示した数値です。
1㎡あたりに存在するすき間の面積を示す数値です。

C値の数値が低ければ低いほどすき間が少ない家＝高気密な家
ということになります。

C値は気密性能の数値です。

 

Q値＝熱損失係数

Q値とは、「どれくらい熱が逃げにくい家なのか」を表す数値として使われています。
QはQauntityという単語の頭文字です。（ 意味は”熱量”）

住宅の断熱性が高ければ高いほど、Q値の数値は小さくなります。

Q値の数値が低い家＝熱が逃げづらい家

冷暖房の効率がよく省エネ性能が高い家ということです！

Q値は断熱性能の数値です。

 

Ua値＝外皮平均熱貫流率

Ua値は「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのか」を表す数値です。

Ua値の数値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。

Ua値は断熱性能を表す数値です。

 

ηAC値＝平均日射取得率(冷房期)
ηAH値=平均日射取得率(暖房期)

ηAC値、ηAH値はUA値と同じ断熱機能を示す数値です。

このふたつは平均日射取得率を示していて、冷房期をηAC値、暖房期をηAH値でします。

平均日射取得率とは、住宅にどのくらいの日射が入ってくるのかを表しています。
この数値が大きいほど、日射熱が住宅内への侵入を許しやすい住宅となってしまいます。
ηAC値を低く、ηAH値を高めることにより、設備だけに頼らない住宅になります。
ηAC値を低くするためには、夏場における窓からの日射を入れない工夫が必要です。
ηAH値を高めるには南側の窓面積を大きくする対策が必要です。

 

Q値とUa値の違い

2013年から、Q値に代わってUa値が省エネルギー基準を達成しているかどうかが注目されることになりました。

ZEH（ゼロネットエネルギーハウス）住宅として認められるかどうかは、地域ごとに違いはありますが、
Ua値が基準に満たしているのかどうかで、審査されます。

神奈川県海老名市の場合はUa値は「0.87W/㎡K」以下が基準です。

 

気密性能と断熱性能を会社ごとに比較したい場合は「C値」「Ua値」「ηAC値」「ηAH値」を海老名市の工務店やハウスメーカーの営業スタッフに確認しましょう！

 

まとめ

建物の性能で海老名市の工務店やハウスメーカーを比較するなら

■「耐震等級３」は当たり前！
■「C値」は数値が低い方が良い！
■「Ua値」は数値が低い方が良い！
■「ηAC値」は数値が低い方が良い！
■「ηAH値」は数値が高い方が良い！

 

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