【海老名市綾瀬市の注文住宅コラム】万が一の備えに！団体信用生命保険について知っていますか？

海老名市や綾瀬市などで新築注文住宅を検討されている方は、住宅ローンと切り離せない「団体信用生命保険（団信）」についてご存知でしょうか？

団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が万が一死亡または高度障害となり、住宅ローンの返済が困難になった場合に、残りのローン残債を肩代わりしてくれる生命保険です。新築注文住宅を購入する際、多くの金融機関では住宅ローンの契約とセットで団信の加入が必須となっています。

団体信用生命保険に加入するメリット

万が一の事態が起きた際、遺族が住宅ローンの支払いに困ることなく、家を手放すリスクを回避できる点が最大のメリットです。

特に新築注文住宅を建てる場合、長期にわたる住宅ローンを組むことが一般的です。そのため、団信への加入は、家族の生活を守るために重要な選択肢となります。

また、団信は金融機関にとってもリスク管理の一環となります。
住宅ローンの対象となる建物や土地は担保として設定されますが、借主が支払い不能に陥った際、差し押さえを行ったとしても必ずしもローン残債を上回る価格で売却できるとは限りません。団信に加入していることで、金融機関側も万が一のリスクを回避し、安定した融資が可能となるのです。

団体信用生命保険の加入が必須となるケース

多くの金融機関では、フラット35を除き、住宅ローンを組む際に団体信用生命保険の加入が必須となっています。特に注文住宅を建築する際、多くの方が銀行や信用金庫を利用して住宅ローンを組みます。そのため、団信への加入条件を確認することが非常に重要です。

団体信用生命保険の審査項目とは？

団信に加入するためには、いくつかの健康審査項目をクリアする必要があります。保険会社によって異なりますが、一般的な審査項目は以下の通りです。

• 最近3ヵ月以内に医師の治療・投薬を受けたことがあるか。
• 過去3年以内に特定の病気で手術を受けた、または2週間以上にわたり医師の治療・投薬を受けたことがあるか。
• 手・足の欠損または機能に障害があるか。または、背骨（脊柱）・視力・聴力・言語・そしゃく機能に障害があるか。

健康上の問題で団信に加入できない場合は？

健康上の理由で団体信用生命保険に加入できない場合、住宅ローンの審査が通らないことがあります。そのような場合には、以下のような代替策を検討する必要があります。

ワイド団信の活用

健康上の問題があっても加入しやすい団信の種類があります。ただし、金利が上乗せされるケースが多いため注意が必要です。

フラット35の利用

フラット35では団信への加入が任意となっているため、健康上の理由で通常の団信に加入できない場合でも住宅ローンを組むことが可能です。

配偶者や親族の名義でローンを組む

配偶者や親族の名義でローンを組む方法も考えられますが、審査基準や収入要件を満たす必要があります。

団体信用生命保険の種類

団信には、基本的な保障のほか、さまざまな特約が付いたプランがあります。一部をご紹介します。

ガン保障特約付き団信

ガンと診断された場合にローン残債がゼロになるプラン。

三大疾病保障付き団信

ガン・急性心筋梗塞・脳卒中のいずれかと診断された場合にローン残債が免除されるプラン。

八大疾病保障付き団信

三大疾病に加えて、高血圧・糖尿病・慢性腎不全などの生活習慣病もカバーするプラン。

団体信用生命保険の選び方

団信の選び方は、個々のライフスタイルや健康状態によって異なります。注文住宅を建てる際には、以下のポイントを意識して選ぶとよいでしょう。

健康状態を考慮する

持病がある場合はワイド団信やフラット35の活用を検討。

特約の内容を確認する

必要な保障をしっかり選び、無駄な特約がないかチェック。

金利への影響を考える

特約付き団信は金利が上乗せされるため、総返済額を試算して検討。

まとめ

海老名市や綾瀬市などで新築注文住宅を検討する際には、住宅ローンとセットで団体信用生命保険についても十分に理解しておくことが重要です。万が一の備えとして、適切な団信を選ぶことで、家族の生活を守ることができます。

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